在宅介護でもできる✨心と体に優しいレクリエーションのすすめ
在宅介護では、食事や排せつ、入浴といった日常的なケアが中心になりがち。でも、ほんの少しの工夫で、介護される方の「楽しみ」や「やりがい」を生み出すことができます。
今回は、専門的な知識や道具がなくてもすぐに始められる、在宅介護向けのレクリエーションを5つご紹介します。
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① 脳トレにもなる!簡単・楽しい「指体操」
目的: 脳の活性化、手先の巧緻性維持、会話のきっかけづくり
時間: 5〜10分程度
準備: 不要
おすすめの方法:
- グーパー体操:手を「グー・パー」と交互に開閉。左右同時、次に片方ずつテンポを変えて。
- 指折り数え:指を1本ずつ折り曲げながら、1〜10を数える。
- 指じゃんけん:手はグー、口で「パー」と言うなど、頭と動作をズラして混乱を楽しむ。
➡️ ポイント:笑いながら間違えてもOK!「あれ?違った〜!」と和やかな雰囲気を大切に。
② 懐かしさで心を動かす「音楽レクリエーション」
目的: 回想法としての効果、リラックス、気分転換
時間: 10〜20分
準備: CD・スマホ・タブレット等で音源再生
やり方:
- ご本人が若い頃に聞いていた昭和歌謡曲や童謡を一緒に聴く。
- 知っている歌であれば一緒に口ずさんだり、歌詞を見ながら歌う。
- 「この曲、昔よく聴いてたね」と話題を膨らませて回想のきっかけに。
➡️ ポイント:「美空ひばり」「坂本九」「春日八郎」などの定番もおすすめ。涙ぐむ場面があっても、それも大切な感情の表現です。
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③ ゆるやかに体を動かす「新聞紙ボールあそび」
目的: 軽い全身運動、反応力の向上、笑いによるストレス解消
時間: 10〜15分
準備: 新聞紙、ビニールテープ
作り方:
- 新聞紙を丸めて、ビニールテープで巻いてボールにします(手のひらサイズ推奨)。
遊び方の例:
- キャッチボール:イスに座ったまま向かい合って投げ合う。
- 的あてゲーム:箱やかごをゴールに見立て、点数を書いてゲーム風に。
- ラケット遊び:うちわなどでぽんぽん打ち合い。
➡️ ポイント:運動に抵抗がある方でも、ゲーム感覚で自然に体を動かせます♪
④ 会話が広がる「回想レクリエーション」
目的: 脳の活性化、コミュニケーション、自己肯定感の向上
時間: 15〜20分
準備: 特になし(可能なら昔の写真や雑誌も◎)
質問の例:
- 「小学校のころ、好きだった遊びは?」
- 「昔、おやつって何食べてた?」
- 「お仕事はどんなことしてた?」
こんな工夫も:
- 季節に合わせた話題(例:夏→縁日、冬→お正月の思い出)
- 昔の写真アルバムや昭和レトロ雑誌を一緒に見る
➡️ ポイント:話しやすいテーマからスタートし、「聞く姿勢」を大切に。
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⑤ 集中&達成感が得られる「ぬりえ・折り紙レクリエーション」
目的: 手先の運動、集中力向上、季節感の演出
時間: 20〜30分
準備: 色鉛筆・クレヨン・折り紙・下絵(100均で揃います)
おすすめ内容:
- 高齢者向けぬりえ:大きめのイラストで、季節の花や風景など。
- 季節の折り紙:桜・鯉のぼり・お月見うさぎなど簡単な作品。
➡️ ポイント:完成した作品を部屋に飾ると、本人の誇りや楽しみになります♪
最後に:無理なく、楽しく、続けられることを大切に✨
在宅介護は、どうしても「やらなきゃいけないこと」に追われがち。でも、レクリエーションを通して「楽しむ時間」を持つことで、介護される方の表情がやわらぎ、介護者の心にも余裕が生まれます。
完璧じゃなくて大丈夫。ほんの少しの笑顔と対話が、毎日の活力になりますように🍀
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